買ったり観たり読んだり

『魔法少年マジョーリアン』3巻(石田敦子) 最終巻だったー。むむ、もちっと長く読みたかったですよ。 『寺社勢力の中世 無縁・有縁・移民』(伊藤正敏) 一般に日本史では幕府や朝廷の扱いは大きいが、経済・武装勢力としての寺社の存在は過小評価されてき…

『赤い星』(高野史緒) ロシアミーツ江戸でボリス・ゴドゥノフの戴冠でギブスンでブルガーコフで、目次を覗いたら「シベリア横断ウルトラクイズ」などという妄言が。これは面白いに違いありません。ああこうして積ン読の山がまた……。 「ユーロマンガ」vol.1…

『宇宙飛行士ピルクス物語』上下(スタニスワフ・レム) ピルクスが文庫になりました! いろんな読み方ができる連作集だけど、ポーランド製スペオペと言えば興味を持つ人も多いんじゃないかしら(それはどうかな)。これが売れると「『泰平ヨンの未来学会議…

『放課後の魔術師 オーバーライト・ラヴ』1巻(土屋つかさ) 知人のみはえるさんが角川スニーカーから小説デビュー! ラノベには縁遠い昨今なので、読む理由があるとそれだけで助かりますよ! これから読みます楽しみです。 『日本甲冑史』上巻(中西立太) …

『侵略ですよ?』(しんやそうきち) 大学マン研時代の後輩さんがはじめての単行本を出しました(ふう、先に出せて良かった……)。おおっ、萌えまんがだ! 主人公は萌えファーザーみたいなものじゃろか。だいぶ違うかな。そんなわけで、皆様よろしければ買っ…

『よつばと!』8巻(あずまきよひこ) 僕は虎子が出てくるとご機嫌になります。虎子のケータイはtalbyか! いいな! あれは使い込んでヨレヨレになってからが勝負ですよね(いやまぁ僕のはtalbyじゃないですがね)! 夏コミでは龍炎狼牙さんが虎子を描いてい…

『スペース・オペラの読み方』(野田昌宏) 『あたらしい朝』(黒田硫黄) 最高の海軍漫画。黒田硫黄の漫画は映画のようで、動いてセリフが聞こえて音がします。どうやったらこんなのが描けるのかなぁ。ウムム! ところでキムヒ上等兵はすごくモデルがいそう…

コミケで頂いたり購入したりした同人誌の中から、ほんのちょっとご紹介。あきづきりょうさんの描く女の子はホントにかわいいなー。 『LIFE WITH ANTI-TANK RIFLE』(だだくさ小火器店) インパクトで他を寄せつけない一冊。著者の知人(西沢コウさんです)が…

『スカイ・クロラ』 明日が学園祭でないビューティフルドリーマーはおっかないのう。押井が若者向けに作ったというのも、言いたいことはわかったという感じ。さてさて、僕はミリオタの端くれなので、やはり空戦が気になってしまいます。ここは実に驚くべき作…

「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」 底抜けに楽しみだった一方で、キャストがだいぶこぢんまりして一抹の不安もありましたが素晴らしく面白かったです。笑って泣かせて、脚本の藤本有紀万歳。しかし、もとから草若の弟子4人組はBL臭い構成でしたが、若狭がい…

『総天然色で見る日本の終戦』 ふと書店で見かけたら、著者のラインナップが面白かったのでつい購入。桂さんが書いてはるのは人物解説の辺りかしら? 桂節がところどころに炸裂している感が……小林一三とか市川房枝とか。軍人・政治家にとどまらず、作家やス…

『中世を旅する人びと』(阿部謹也) 『るくるく』9巻(あさりよしとお) 『変ゼミ』1巻(TAGRO) 地元の書店では1冊しか入ってなくて、それを買うことが出来て大変ラッキー。TAGROさんの絵はディフォルメが強いのに、存在感がしっかりしてるのですよね。い…

『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ) 第二次大戦でソ連軍に従軍した女性たちのインタビュー集です。その内容から、ペレストロイカ以前は検閲で差し止められていたという一冊。赤裸々な陰惨さ、驚くべき英雄的行為と無邪気さ…

『ブラック・ラグーン』8巻(広江礼威) すごく長い時間かけて読んだように思ったら、時計を見ると30分ほどしか経ってませんでした。そらそうとビッチ萌えの時代、来ないんですかねえ。ウチのまわりだと結構ビッチ好きいるんだけどなぁ。 「熱中時間」 ディ…

『チェーホフ・ユモレスカ』(アントン・チェーホフ) チェーホフとギリャロフスキーがコンビのミステリか冒険活劇、誰か書いてくれないものかと以前から思っているのだけど、どうですかどうですか。 『トルペド航空隊』 ひどい邦題&字幕と引き替えに、ロシ…

『ファイアボール』が終わってしまいました。あんなとんちきアニメなのに、最終回の盛り上がりたるや、うわあ涙が。第二シーズンとDVD化を熱烈希望。あとドロッセルのフィギュアも! 長編も観てみたいな。 いいともに押井が出てましたね。アップルシードの映…

『ジオブリーダーズ』14巻(伊藤明博) 過去編も終わり。重大なターニングポイントを迎えました。今の流れを見ていると、そろそろメインキャラが死に始めるのではないかという予感がするのだけど。危機レベルが一枚上がったというか世界法則が変わったといお…

『ヴィンランド・サガ』6巻(幸村誠) 単行本派なのだけど、新刊読むたびに本誌買いたくなります。しかしアシェラッドもトルケルもクヌートもいろいろドラマや設定を背負い込んでいる人物なので、その辺がやや身軽なトルフィンは今後どうなるのかしら。モチ…

『ソードワールド2.0 ルールブックII』 『世界の歴史15 成熟のイスラーム社会』 ソード・ワールド2.0 ルールブックII (富士見ドラゴン・ブック)作者: グループSNE,北沢慶,輪くすさが,真嶋杏次出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/06/20メディア: 文庫購…

『クルスク航空戦 下 南部戦区』(大日本絵画) 『ザ・マジックアワー』 同じ三谷監督の『ラヂオの時間』で泣いてしまう類の人は必見。映画の映画なので、そもそもそういうネタが好きな人にとっては反則気味の作品でもあります。ちょっと冗長だとか、西田敏…

和風堂玩具店 天元突破グレンラガン ヨーコ あみあみに注文していたのが今日到着。普段あまりフィギュア買わない方なんですが、せっかく自分でデザインさせてもらったんだし、ひとつぐらい立体でライフル欲しかったのです。ナルホドこうなっていたのか(バカ…

「地球ドラマチック 月に降りたロボット〜ソビエト秘密計画〜」 NHK教育で放送した、フランスのドキュメンタリー。1970年と73年に月面へ送り込まれた無人月面探査車ルノホートの解説番組です。ルノホートといえばマイフェイバリットメカのひとつでして、かぶ…

『ジェシー・ジェームズの暗殺』 アメリカ史に残るアウトロウ、ジェシー・ジェームズと、彼の配下でありながら暗殺の下手人となったロバート・フォードの物語。全編ギスギスしててステキです。ブラッド・ピット演じるところのジェシーが一体なにを考えている…

自転車 最近、ウチの自転車が松本零士描くところのボロ日本機みたいな音を立てはじめまして、これはイカンと自転車屋に行ったのですよ。するとフレームがガタガタで、新しく買った方がいいと言うじゃありませんか。それも頑丈なのを。よく行く店で信用してる…

『オリガ・モリソヴナの反語法』(米原万里) 積ン読だったのを、新幹線車中で読み始めたり。なぜもっと早く読まなかったのか悔やまれる一冊。まだ途中で、ベリヤの調書が出てくるくだりです。それにしても、米原さんの書くおっちゃんおばはんあんちゃんねえ…

「現代思想」5月号臨時増刊 一冊まるまるカストロ特集だったので迷わず購入。 『ハイパーウェポン 2008 狂気の現風景−そして真実』(小林誠) 小林誠さんというのは普段あまり意識していないメカデザイナーなのですが、まとめて観るとちょっと影響されそうで…

『ユグドラ・ユニオン ザ・コンプリート・ガイド』 キャラデザ担当のきゆづきさとこさんが大好きなので、遅ればせながら購入。ゲームは持ってないけどね! 『ホット・セット 種田陽平 美術監督作品集』 この人の作るセットはどれも魅力的ですが、一番好きな…

コミティアで買ったり頂いたりした同人誌から、いくつかピックアップしてみますよ。 『DB・ZERO』(あんず屋) DBといえばダイムラー・ベンツ……ではなく、まるかたさんの悪魔っ娘バニーさんシリーズのことです。pixivで描かれていたイラストをまとめたもので…

「ゲームジャパン」6月号 珍しくゲームジャパン買うてきました。桂令夫さんのゲイリー・ガイギャックス追悼文と、1974年にガイギャックスが書いた世界初のD&Dプレイレポートがお目当てです。13レベルのモルデンカイネンが主人公ですよ。それはそうと、彼はD&…

『さざんかさっちゃん』(林正之) 『レ・フレール Boogie Back to TOKYO Live』 さざんかさっちゃん作者: 林正之出版社/メーカー: 角川(メディアワークス)発売日: 2008/04/25メディア: コミック購入: 3人 クリック: 64回この商品を含むブログ (8件) を見るB…