• ファイアボール』が終わってしまいました。あんなとんちきアニメなのに、最終回の盛り上がりたるや、うわあ涙が。第二シーズンとDVD化を熱烈希望。あとドロッセルのフィギュアも! 長編も観てみたいな。
  • いいともに押井が出てましたね。アップルシードの映画を観たときと同じような感情に襲われてのたうちまわりました。

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

 伊藤計劃さんが「スカルノ王国」というネタを書かれていたので、インドネシアが舞台だというイメージがしみついてました。そらそうとウチの周りではみんな手を叩いて称賛しているので、イマイチという評判があるという話は意外です。や、面白いじゃないですか。冒頭の核ネタがダメな人もいたみたいですが、あれこそ50年代っぽい脳天気さだと思います。アトミック・カフェも出てきたし。いや、そんなことよりイリーナ・スパルコ同志博士大佐がインディすら食っている素晴らしさ。ソ連解体以降、映画で悪役ソ連軍人分が不足していたので、僕はそらもう大喜びです。ちうか、ヒロインも彼女ですよね。最後の部屋に入ったときの目のキラキラなど、恋する乙女の瞳ですよ。同志博士大佐に関しては妄想が広がる設定なのも素晴らしいです。うら若き頃、大祖国戦争ではNKVDのオカルト部隊(ボンクラばかり)の一員としてナチと戦ったのだろうとか! あと、57年ということを考えるとスターリンの秘蔵っ子と呼ばれているのはまずいです。よくぞベリヤ粛清に巻き込まれなかったもので……いや、きっと率先してベリヤを裏切ったに違いないのですよ! しかしフルシチョフとは相性悪そうですね。それゆえの乾坤一擲の作戦だったに違いないです。ところで、かつてヤング・インディに登場していた老インディはアイパッチしてましたが、てことはこのあといい年をして片目を失うような冒険に出ているという事でしょうか。それも観たいのう。

『冒険野郎伝説アヴァンチュリエ』(クリストフ・クリタ

 とあるブログで、「馬車馬大作戦」が好きな人にお薦めと書かれていたので気になって購入。ああなるほどなるほど。

『風前の灯! 冥王星ドーム都市』(野田昌宏

『世界の歴史7 宋と中央ユーラシア』

 現代に残っていない都市の風景に興味があるのです。ハザールのイティルやヴォルガ・ブルガールのブルガール、ドナウ・ブルガールのプリスカなど、街並みはどうだったのか、人はどんな暮らしをしていたのか。この本に登場する、草原に突然そびえる遼の首都、上京臨こう府(「こう」さんずいに黄)や、今のハルピン付近にあって冬は寒そうな金の首都、上京会寧府はどんな街だったんでしょうね。

ナショナルジオグラフィック』7月号

 コンゴのビルンガ国立公園付近で勢力を張るCNDPという武装勢力がありまして、そのリーダーであるところのンクンダ将軍の写真だけでも買う価値があります。高そうな細身のスーツとステッキを身につけ、やせ形で自信たっぷりな風貌。アフリカの草原。背後にはAK持った兵士。どう観ても悪役です。CNDPはいい広報担当を雇った方がいいと思うよ。

冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ (BEAM COMIX)

冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ (BEAM COMIX)

世界の歴史〈7〉宋と中央ユーラシア (中公文庫)

世界の歴史〈7〉宋と中央ユーラシア (中公文庫)