『宇宙飛行士ピルクス物語』上下(スタニスワフ・レム

 ピルクスが文庫になりました! いろんな読み方ができる連作集だけど、ポーランドスペオペと言えば興味を持つ人も多いんじゃないかしら(それはどうかな)。これが売れると「『泰平ヨンの未来学会議』とか『浴槽で発見された日記』の文庫化も夢ではなくなるかもしれない」だそうなので皆マスト買うのだ!

『シャドー81』(ルシアン・ネイハム

 名作の誉れ高いけど、実は未読だったのでこれ幸いと購入。

ディファレンス・エンジン』上下(W・ギブスン B・スターリング)

 持ってるけど買っちゃった。

ゴーリキー・パーク』上下(マーティン・クルーズ・スミス)

 持ってるけど買っちゃった。ソ連が舞台の警察小説です。続編の『ポーラー・スター』の方が好きかな。北太平洋で操業する漁船が舞台で、寒くて塩気でべたべたして錆の臭い漂う話。

チャイルド44』上下(トム・ロブ・スミス

 伊藤計劃さんの紹介を読んで、これは買わねばとあわててゲット。チカチーロ事件をモデルとした、スターリン体制下ソ連の連続殺人ものです。字がでっかいと読む気が3割ぐらい失せるのはよくない性向だな! 上記の『ゴーリキー・パーク』をはじめとして、ソ連ものの警察小説というのはいくつかあります。なかでも僕が好きなのは、昔新潮文庫から出ていた「ロストニコフ捜査官シリーズ」。ツッコミどころ満載とはいえ、TVシリーズ的な肩の凝らないお手軽な楽しさが魅力なのです。主人公のロストニコフはいい感じに年を食ったシュワルツェネッガーがハマリ役だと思うけど、もう『レッドブル』があるからなぁ。

宇宙飛行士ピルクス物語(上) (ハヤカワ文庫SF)

宇宙飛行士ピルクス物語(上) (ハヤカワ文庫SF)

シャドー81 (ハヤカワ文庫NV)

シャドー81 (ハヤカワ文庫NV)

ディファレンス・エンジン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ディファレンス・エンジン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

ゴーリキー・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

ゴーリキー・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)