2012-01-01から1年間の記事一覧

『迷宮キングダム リプレイ 辺境王国と滅亡のキッチン』(大高直樹 河嶋陶一朗) 出てから間が開いてしまいましたが、『辺境王国とチーズの森』の続きになります。少年少女が中心の少年冒険ものっぽい宮廷に、出戻り30代肉食おねえさんの僕のキャラが乱入し…

『裏切りのサーカス』 ああッ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の方で呼びたいッ。ジョン・ル・カレの名作映画化、観てきました。映画向けのアレンジも上手かったです。説明台詞が極めて少なく、彩度も低くて緊張感に満ちた空気。誰が「もぐら」…

どうも月報です(開き直り)。 先月の金環食は日食オペラグラスでしっかり観察できました。目に見えて周囲が薄暗く、肌寒くなるのは印象的でしたね。 ご近所や通りすがりさんと会話が弾んだのも素敵でした。前もそういうことがあったのですが、それは311のと…

「ミリタリー・クラシックス」6月号 だいぶ間が開いてしまいましたが、現在発売中のミリクラ6月号にロマン・ユゴーさんへのインタビューが載ってます。絵描きとして訊きたかったことなどもありますのでご興味のある方は是非是非ご覧くださいませ。 『スペー…

『ドライヴ』 昼はパートタイムのカースタントマンとして働き、夜は犯罪者相手の運転手になる主人公のクライム・ムービー。過去を一切語らない、素性不明で名無しの主役が心ならずも戦い、そして去っていくという気がつけば古典的な筋書きなのですが、次に何…

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また間が(以下略)。月報になりつつありますなあ。 5日のコミティアに来ていただいた&お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございます。せっかくのコミティア100なのにペラ本しか出せなかったのは残念無念。そして次のコミティアはJGCと日程がかぶって…

「COMIC リュウ」6月号 復刊したリュウの2号目です。「靴ずれ戦線」、前回はメジャーなお化けでしたが今回もロシアでは欠かせないちょうメジャーな人物が登場します。面白いので見てね読んでね。 また近くなったらあらためてお知らせしますが、5月5日に東京…

間が開くとここが長くなります。すいません。 『人生と運命』(ワシーリー・グロスマン) スターリングラード戦を背景に、ユダヤ人の物理学者一家やさまざまな軍人たち、ラーゲリやドイツの収容所で生きる囚人たちといった群像を描くグロスマンの大作。ソ連…

晴れ

間が開いてしまいました。ひと月ぶりですどうもどうも。 数日ほど帰省してきました。京都は東京よりも桜が遅いんですね。いまが旬の筍も食べてきましたよ。洛西の筍は絶品絶品日本一。 関西では「カーネーション」のダイジェスト再放送をしてまして。やっぱ…

「COMIC リュウ」5月号 いよいよリュウが復刊しました。「靴ずれ戦線」もおかげさまをもちまして連載再開です。今回のネタはロシアお化けでも結構有名な方じゃないでしょうか。再開お祝いということで華やかな話……になってるのかな? 今月号は連載作品の第1…

眼鏡を新調しました。今回は西荻窪のオプティック・レインボーというお店に行ってみたのです。僕は6歳の時から眼鏡かけてまして数々の眼鏡屋に行ってきましたが、こちらのお仕事の丁寧さはダントツで群を抜いてました。官能的といっていいかけ具合です。今度…

晴れ

トップ絵更新しました。 世界が花粉症の方で満ちる季節になりました。僕の症状は幸いにしてごく軽いのだけど、花粉症って許容量の問題なのでそのうち酷くなるかもしれません。恐々としてますよ。 このマンションでも天井裏にネズミがバタバタガリガリしてお…

『シノビガミ龍 龍動忍法帖』(河嶋陶一朗) 現代伝奇バトルRPG「シノビガミ」のリプレイ&サプリメント、新刊です。前回の『シノビガミ怪』で主役格の鴉とハサミが今度はロンドンに行くのです。けいおん! そしてロンドンで待ち受ける人物と事件が……という…

『ロシア宇宙開発史 気球からヴォストークまで』(冨田信之) ぱらぱらめくった程度ですが、これは素晴らしい本です。絶対そうです。 『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(ひこ・田中) ゲームにアニメ、漫画に児童文学、月光…

予報で大雪という話でホントかねと思っていたらバサバサ降ってくるわ積もるでびっくり。たいしたものです気象庁。東京では冬の終わりに雪になりがちなのですよね。 寒さに弱いポトスがさすがに弱ってきていたので、多少なりとも暖かい場所に移して半月。ふた…

そろそろ出ますモーニング・ツー今月号に『大砲とスタンプ』9話が載っています。今回は表紙も描かせてもらいました。無精髭が山ほど出てくるお話です。見てね見てね。 去年6月以来休刊だったコミックリュウが、いよいよ来月復刊します。おかげ様で僕の「靴ず…

全般的に自分の修行不足を痛感するものを読んだ気がします。ぐぬぬぬ。 『森薫拾遺集』(森薫) 短編や読み切りやイラストにペーパーにゲスト原稿に、いろんなものがぎっちり詰め込まれた特濃の一冊。もともとこういう本が大好きなので、もうたまりません。…

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ああ、少しずつ冬が去ろうとしている……さびしい。 ちょっと古いものですが、アメリカの海洋歴史ライター氏が書いた記事で架空船ベスト10というものがあって面白かったです。彼が選んだ1位はピークォド号だそうで、ナルホドナルホド。 僕も真似してマイベスト…

『靴ずれ戦線』1巻と『大砲とスタンプ』1巻、大変な品薄が続いていまして随分ご迷惑をおかけしましたが、もう増刷も出回っていることと思います。よろしくお願いします! 特に『大砲とスタンプ』はちょっと豪儀な部数を出してくれましたので状況は随分改善さ…

間が開くとここが長くなりますね……すみません。ここには書いてない本も多いのよ。最近だとWW2フランス軍の軍装や野砲本とか帝政ロシア軍装本とか。何に使うのだ。 『機龍警察』 『機龍警察・自爆条項』(月村了衛) 知人の間で評判が良かったので、遅ればせ…

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去る1月15日の日曜日は、ジュンク堂池袋本店でサイン会でした。大勢の方に来て頂きまして本当に励みになりました。ありがとうございます! 差し入れもたくさん頂いたので当分おやつに不自由しません。当人はずっとサインして絵を描いてサインして絵を描いて…

『宇宙の傑作機 長征二号』(風虎通信) 冬コミで頂いた同人誌を帰省中に読んでいました。中国のロケット長征二号についての本ですが、かの国における宇宙開発史全般についても解説されていて大変面白かったです。50年代、まさにゼロからスタートしたときは…

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というわけで、東京に戻る新幹線です。 ウウムこれぞ家族かというイベントがあったり雪がちらついてテンション上がったり恵文社バンビオ店さん(地元なのです)にご挨拶したりした正月でした。お雑煮美味しゅうございました。 恵文社さんでは『大砲とスタン…

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あけましておめでとうございます。 去年は地震や原発をはじめ、とにかくいろいろありました。一方で絵描きとしてはおかげさまですこぶる充実した歳を過ごすことができましたね。モーツーでの連載、リュウの休刊という波乱万丈、でも暮れにはふたつも単行本を…