うわーもう年の瀬だーと言っておりましたら大晦日です。おそろしいですね。
例年わりと勤勉に帰省しておりまして、ちゃんと一家そろっていたのですがこのご時世でこの年末年始は東京におります。じんわりとしょんぼりします。仕事は納まっていません。大変だ。年明けても『ミセス・ノイズィ』やってるかしらん。NHKドラマの岸辺露伴はたいそう良かったですね! 『スパイの妻』といい、今年は最高の高橋一生が続けて観れて満足です。
あまり振り返ろうという気がしない2020年なのは、流行り病が一段落するどころかますます猖獗を極める状況だからでしょう。野次馬根性むき出しで云うならば、当分覚えている年になるとは思います。
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ここんとこずっと年2冊ペースで単行本出せていたのに、今年はいろいろあって出せずじまい。あーあー。干されたとかそういうわけではありませんのでご安心ください。仕事自体はありがたいことにたくさん頂いております。単行本も来年は挽回できるはず。
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掲載からちょっと経ちましたが「楽園」のweb増刊で読み切りショート「墓が戦車でやってくる」を描きました。見てね見てね。典型的ワンアイデア漫画だけど面白いですよ。
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第二次大戦の独ソ戦に従軍した、かつてのソ連軍女性兵士たちのインタビュー集、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』の小梅けいとさんによるコミック版2巻が出ています。僕もちょっとお手伝いしています。
2巻は女性兵士がどう思われていたか、また自らの体験を語ること、訊くことについて踏み込んでいきます。1巻に引き続き、よろしくお願いいたします。
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それでは、本年も本当にお世話になりました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。良い年にしますよ。しますともさ。