『世界の食文化 ドイツ』『世界の食文化 ロシア』
mixiでドイツの第一次大戦下の食糧事情について質問したら、いい本を紹介してもらいました。このシリーズ、どれも面白そうで悩んだのだけどとりあえずドイツとロシアを買いましたよ。まだぱらぱらとしか見ていませんが、どちらも非常に充実した内容です。ドイツ本、ドイツの食事が不味いという評判に対して、怒髪天を衝く勢いで反論しているのが愉快愉快。ドイツの食文化の歴史について詳細に解説してくれているのはありがたいです。代用コーヒーといえば戦時中メニューの印象がありますが、チコリのコーヒーは廉価な代用コーヒーとして広く普及していたという話が意外でした。飲んでみたいです。
ロシア本も、ロシアの食文化を知るには最高の資料ではないでしょうか。いわゆるロシア料理だけではなく、ソ連崩壊後の現代ロシア外食事情や、いまやロシア人の生活に馴染んだカフカス、中央アジアの料理にもページが割かれています。素晴らしい。
- 作者: 石毛直道,南直人
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2003/10/23
- メディア: 単行本
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- 作者: 沼野充義,沼野恭子
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
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