fellows!」Vol.4

 冒頭、森薫さんのおしり漫画はナニゴトですか。一体ナニがあったのですか。いや普段通りな気もしますが。「乙嫁語り」はいつロシア帝国の軍人が出てくるのか、そればかり妄想しています。貴族の騎兵将校な伊達男希望希望! しかしこの雑誌、背表紙がコミケカタログに見えて仕方ありません。

『自由の王』(オテロ=シルバ)

 僕はコンキスタドーレスという連中にたいへん興味を持ってまして、なかでも印象深いのがローペ・デ・アギーレという人物です。エルドラド探索隊の一員としてアンデスからアマゾン川を下る遠征に出たのですが、司令官を殺して指揮権を掌握、なんとスペイン国王に反乱を起こしてしまうのです。彼を扱ったヘルツォーク監督の『アギーレ 神の怒り』という映画が素晴らしいのですよマスト観れ。でまぁ、好きな割にちゃんと調べていなかったなと思って買った次第(これは小説ですが)。僕のなかではアギーレといえばクラウス・キンスキーのおっかないイメージが染み込んでしまっているので、ちょっと読むのが恐くもあります。

変ゼミ』2巻(TAGRO

 シンプルでディフォルメの効いた絵なのに、なんでこんなに色気があるんでしょうね。コマごとに研究したい。

『まけた側の良兵器集』(こがしゅうと

 主に日本のわき役兵器ばかりを解説するこがしゅうとさんの単行本第二弾。機上作業練習機「白菊」などをここまで愛を込めて紹介する人はこがさんぐらいでしょう。僕のロシア愛など比較になりません、熱い人です。今回掲載されているお題ですと、僕のお気に入りは一等輸送艦でしょうか。敵勢力下に高速で突入して物資を輸送する目的で作られた、設計思想からして負けが込んだ側のフネです。大好き。そうそう、僕もゲスト原稿を描かせてもらいましたよ。一発ネタだけど観てね観てね。

芸術新潮』5月号

 トーベ・ヤンソン特集!

『世界の歴史1 人類の起源と古代オリエント

ヤッターマン

 なにはなくともドロンボー一味に尽きます。深キョンドロンジョ様がキュートでエロくてたまりません。しかもあのダンスもしっかりやってくれます。しかしMVPはボヤッキーを怪演した生瀬勝久でありましょう。ボヤッキーを演じるのが夢だったと公言するだけのことはあります。この2点だけで1800円の価値はあります。しかし、公式設定だとドロンジョ様って19歳だったのねえ……そのうえであの格好や振る舞いを考えると、実はナニカ致命的に勘違いした女の子なのではないかと妄想してしまいます。萌える!

『劇場版 天元突破グレンラガン 【螺巌篇】』

 試写会で観てきました。120分超の間、これでもかとテンションを上げまくりです。熱量高いですよ大変ですよ。劇場で観るときは最前列じゃない方がいいかもしれません。こいでたくさん曰く、今までのアニメで最大サイズのロボなんだそうです。しかし、ロージェノムのプレイヤーは相当タチが悪くて油断ならん奴だのう。