晴れ

• しばらくサボると、世の中いろんなことが起こります。先週17日の朝に雪が積もったのはさすがに吃驚しました。
• 井上ひさしさんが亡くなりましたね。一番思い出深いのはNHKドラマ「國語元年」です。子供の頃に観まして、実に面白かった。井上ひさし作品と知ったのはあとになってからで、二度感心したっけ。
• 「たちあがれ日本」なんてのもできました。実は僕はわりと評価してまして（支持はしませんよ勿論）、国粋主義者の小政党がひとつあるというのは大変わかりやすいじゃないですか。党名もフォルツァ・イタリアの真似でセンス無いとは思うけど、一方で皆がすぐに覚えるというのは目立つこと最優先という関西式広告センスの観点からすると正しいのです。
• 対して「日本創新党」はどうですか、ネタにもされない名前でこれがダメな見本です。「たちあがれ日本」より気にくわないところは他にもあって、杉並区の山田区長は相当な国粋主義者なのですね。それだけなら別に構いませんが、創新党を立ち上げるにあたってその点をおくびに出さないというのは政治家としていささか信用できません。自身の政治信条でもあるはずなのに。平沼さんはその辺首尾一貫してますから、支持はできなくても評価はできるのです。
• 一方ロシアでは大規模な兵器調達計画の修正があった模様。ミリオタとしてはいささか寂しくはありますが、一方でロシアにとっては必要な英断なのでしょう。でもBMPTはこれから重宝しそうな兵器なんじゃないかしらん。ロシア軍関連ではちょっと前の記事になりますが、スホーイS-37がもともと艦載機として開発されていたというのは驚きでした。主翼を折りたたんだ画像は、これは相当かっこいいですぞ。
• その頃僕は仁鐵さんと江戸東京博物館に行ったりしてまして。千両箱やおわい屋の桶を担いだり、駕籠や人力車に乗ることができるのが嬉しいですね。しかし日本人は江戸から昭和まで、すごろくが大好きなのだなぁ……明治の書生すごろくがすこぶるボンクラでお気に入りです。
• 70年前の今頃は、ドイツ軍の北欧侵攻真っ最中。ドイツ海軍が全力でがんばって、そして結構ひどい目にあった戦いです。興味深いのに北欧侵攻を扱った本はあまり見ませんね。そしてフランス戦が始まるのももうすぐですよ。
• あっ、『空中軍艦大和1944』が出ているのを忘れてたッ。桂令夫さんの新作小説です。相当に抱腹絶倒の模様。

空中軍艦大和1944 (AXIS LABEL)