• ここ最近、ちょっと出かける用事が多かったです。母親からもらった万歩計の数字を見るのが楽しくて(まんまと罠にはまっている!)、よく歩く昨今。
  • 渋谷でロシア者が集ってロゴスキーでロシヤ飯の会とか。
  • 六本木のベラルーシ料理の店ミンスクに行ってみたりとか。ここは初めてなのですが、結構本場度高かったですね。ロシア人の客も来てましたし。ベラルーシ人姉妹が店をやっていまして、制服が中村博文チックでスタイルも良く、それはそれはステキでした。思わず観察。
  • 先日、日本工業大学の工業技術博物館に行ってきました。さすがにサイズではモスクワの工業技術博物館にかないませんが、しかしなかなかどうしてステキな博物館でしたよ。ここの特徴は、収蔵品が主に工作機械に特化していることです。明治から1970年代に至るまでの旋盤ねじ切り旋盤ならい旋盤自動旋盤NC制御旋盤ボール盤万能横フライス盤ジグ中ぐり盤研削盤にホブ盤マシニングセンターその他モロモロ実に300点まさに旋盤天国。イギリス製ドイツ製スイス製アメリカ製に勿論日本製も。太平洋戦争直前に輸入された機械と、そのコピーが目立つあたりに歴史を感じます。
  • 建物に一歩足を踏み入れると、機械油の臭いが立ちこめていて他の博物館とは雰囲気からして違います。なにせ6割の機械は可動状態なのだそうで、登録有形文化財にするとうかつに使えなくなるので申請していないものも多いのだとか。僕は工作機械にはまったく疎いのですが、しかし素晴らしい機械だらけでした。おそらく速水メカの線にも影響があるでしょう。がんばって消化しなきゃ、ああガラスオイラー萌え。もう圧倒されて帰ってきたのですが、精工舎が使っていた腕時計部品加工用の手のひらサイズなフライス盤のインパクトは特に大きかったです。あと、一台の原動機からベルトでさまざまな機械に動力を伝えていた古い町工場が再現されてまして、実際にワッサワッサと動かしてくれたのですがこれがまた素晴らしい。職員の方が大変に親切な方だったのも印象的です。
  • 勿論図録も買いました。来年頭に新しい図録が出るということを何度も念押しされましたが、いやその時にはまた来るからいいです。東京理科大の資料館に匹敵するお気に入りスポットと言えましょう。

http://www.nit.ac.jp/center/museum/