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『探偵はBARにいる』

　東直己のススキノ探偵シリーズが映画化と聞いたときには正直不安が先に立ったものです。でも予告編を観たり試写会の評判を聞くにつれ、これは面白いのかもしれないと思い始め、となれば一転期待は高まるばかりでこれはハードル高すぎではないかとやや怯えながら観てきましたよ。結果、面白かった！　原作からいろいろアレンジはされていましたが、これは十分納得できる改変です。バディものにしたのはとても良かったんじゃないでしょうか。特に高田役の松田龍平がなんとも可愛くて萌えてたまらんかったですよ（興奮）。またヤクザ役の高嶋政伸がいい存在感を見せてくれました。舞台を原作の80年代から現代に変えられていますが、一方で昔の東映映画を彷彿とさせる雰囲気、という評に僕も同意です。もちろん不満点が無いわけではなくて、松尾の扱いがかわいそうとか結婚式場のくだりはもっとあっさりしていても良かったとかいくつかあるものの、この出来の映画を撮ってくれたらならネチネチと突っ込むのは野暮というもの。続編も作られることが決定しているそうで欣喜雀躍です。楽しみ！

「暴れん坊将軍　江戸壊滅の危機！ すい星激突の恐怖」

　江戸に妖星（あれは断じて彗星ではない）が落ちてくるという「暴れん坊将軍」伝説の回が再放送されたので観てみました。噂はいろいろ耳にしていたのでネタ回だろうとTVを眺めていたら、これがきっちり本当に楽しませてくれて「申し訳ありませんでした」という気分に。とんでもない事件、展開、陰謀、二転三転、大団円まで1時間でまとめてきて感心です。伝統のフォーマット強度はたいしたものなのだなぁ。ちょっと真面目に考えこんでしまいましたよ。

『ハルシオン・ランチ』2巻（沙村広明）

　右往左往する話が面白くてゲラゲラ笑っていたらちゃんと結末まで持っていってびっくり。

『ナポレオン　覇道進撃』1巻（長谷川哲也）

『それでも町は廻っている』9巻（石黒正数）

『江戸の検屍官』2巻（高瀬理恵）

『ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・カオスガーデン　楽園のイヴ』（藤浪智之/F.E.A.R)

『ソード・ワールド2.0リプレイSweets 1　わがまま魔剣はままならない！』（藤澤さなえ/グループSNE）

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)

ナポレオン~覇道進撃~ 1 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)

江戸の検屍官 2 (ビッグコミックススペシャル)

ダブルクロス　Ｔｈｅ　３ｒｄ　Ｅｄｉｔｉｏｎ　リプレイ・カオスガーデン 楽園のイヴ (富士見ドラゴン・ブック)

ソード・ワールド２．０リプレイ　Ｓｗｅｅｔｓ（１） わがまま魔剣はままならない！ (富士見ドラゴン・ブック)