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『戦う日本漁船』（大内建二）

　大戦中、数多くの民間船が軍に徴用されましたが、なかでも漁船と沿岸輸送用の機帆船については詳細な資料すら残っていないそうです。停泊中に陸軍将校がやってきて書類も無しに突然徴用（家族に別れを告げる時間すらありません）、30トン足らずの沿岸底引き網漁船が15隻の船団を組んではるばるラバウルに行かされたら着いたのが8隻だけだったとか（残りも全て戦没）、今更ですが大日本帝国はもう無茶苦茶です。これはよい本でした。読み終える頃には200トンのフネといえばえらく大型に思えてくるのです。

『鉄腕バーディー EVOLUTION』9巻（ゆうきまさみ）

『ベルリン大攻防戦』（マクシム・コロミーエツ）

『奇跡なす者たち』（ジャック・ヴァンス）

『中世武士団』（石井進）

『本の話』

『自動車の話』

『東京案内』

『石炭』

　あんなに本がたくさんあって困っていたのに、もう増やすなんて！

戦う日本漁船―戦時下の小型船舶の活躍 (光人社NF文庫)

鉄腕バーディー EVOLUTION 9 (ビッグコミックス)

ベルリン大攻防戦: ソ連軍最精鋭がベルリンへ突入 (独ソ戦車戦シリーズ)

奇跡なす者たち (未来の文学)

中世武士団 (講談社学術文庫)

本の話 (岩波写真文庫―田中長徳セレクション)

自動車の話 (岩波写真文庫 赤瀬川原平セレクション 復刻版)

東京案内 (復刻版 岩波写真文庫―川本三郎セレクション)

石炭 (岩波写真文庫 赤瀬川原平セレクション 復刻版)