- 気がついたら、阪神がいろいろ大変なことに。ここ2日、ほんのちょっと持ち直しているけど全然安心できんわい。
- 露鵬と白露山が解雇になってしまいましたねえ。若乃鵬も復帰の目はないし、やり直しのチャンスを認めるのも「品格を育む」事だと思うのだけど。しかし一連のニュースで一番違和感があったのは、ニュースで枕詞のように「ロシア出身の露鵬と白露山が〜」と言っていたことでした。二人のプロフィールを解説するときにロシア出身であることを言うなら気にならないんですが、どうもロシア出身なことを強調しているような気がして。国技に迎えながら、結局「連中はよそ者だよ」ということなのかしら。あーもう。
- しかし、大相撲という興行の世界は他の芸能と同じく、品格もなにもなく裏社会ともつながっている混沌とした世界だと思っていたのだけど、世間はそうは考えてないのかしらねえ。まぁ、政治でも芸能でもグレーゾーンを認めない風潮になってきているのは確かだろうけども。勿論それで良いこともあるわけで(ルールをしっかりさせることでわかりやすくなるしね)、複雑なところであります。
- 十両の阿覧、がんばれ!
- ロシアからウチを検索してくる人がときどきいはるんですが、先日逆にたどってみたら、レイドビキさんをロシア語訳しているページを発見。ぎゃああ。
- 安彦良和のテニスものちうと、『Cコート』ですね。熱血スポーツコメディというか、安彦さんのなかでは異色の作品で大好きです。映画のヴイナス戦記作業のために中断して、以来放ったらかしという勿体無い話。今読むと舞台がバブル真っ盛りでナニがアレですが、面白いですよ。安彦さんのトルコ好きは、ガンダムオリジンで唐突にトルコ人キャラが出てきたりする辺りまだまだ健在のようです。
- ハヤカワが怒涛の復刊攻勢でして、僕も下のようにあっさり乗せられています。イギリスの腐女子ことタニス・リーの『闇の公子』も出てましたね。タニス・リーは僕が一番好きなファンタジー作家です。最初にファンタジーとして意識して読んだのがリーの『死の王』で、その印象が強烈だったが故の「はじめての女」効果なのかもしれないけど。リーでフェイバリットなのは『幻魔の虜囚』かな。恋に一直線の熱血奴隷娘が、一目惚れした男を悪の魔法使いから救うべく魔女修行に打ち込み戦いにおもむくスピード感あふれる物語。敵の魔法使いにも主人公と同じぐらいの比重を置いて書かれていて、いいキャラなのです。しかしシリーズとして見るならば、やはり『闇の公子』から始まる「平らな地球シリーズ」は圧倒的なものがあります。悪魔的種族の支配者である「闇の公子」アズュラーンの邪悪で絢爛な恋物語『闇の公子』、未読の人はダブルプラスマスト読むべし! エロいしな!
- 作者: タニス・リー,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: 文庫
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