晴れ

  • 7月上旬はえらい猛暑になり、その後なんだか涼しさが続いて、今は夏らしい夏に落ち着いた感じでしょうか。コミケの頃にはもう一度涼しくなってほしいな。この界隈でもセミが鳴き始めましたが、鳴き声でうるさい! ということが無いのはいささか寂しいです。
  • 参院選、選挙区は共産党吉良佳子さんに、比例区民主党樽井良和さんに投票しました。吉良さんは嬉しいことに当選し、樽井さんは落選。どちらも表現規制問題を主眼に投票しましたよ。吉良さんは「コミケを守る」とまで主張してはったので、これで一票入れなければオタクの名がすたりましょう。
  • 選挙の結果は皆さんご存知のとおりで、always look on the bright side of lifeと歌いながらしばし頑張ることにいたします。前途は多難だけど花は咲くし風は吹くのだ。がんばるぞー。
  • 関西から闘病生活を送っていた友人の訃報がひとつ。僕は自分探し、なんてことはまったく興味が無いのですが、自分の中に他人を探すという試みはとても素敵なことだと思うのですね。美味しい料理を作ってくれたり、ともにゲームでゲラゲラ盛り上がった日々、なかでもその熱い心は僕の中にしっかと根付いているのです。歳下ながら兄貴肌の大きな奴でした。なんとも陳腐に聞こえる「○○はお前の中に生きてるんだ!」という台詞、歳を重ねるとなんだか実感が湧いてくるのが不思議ですよ。おつかれさま。ありがとう。

  • アニメ「有頂天家族」は失速しませんねえ。すごいぞ。

風立ちぬ

 最近なかなか映画に行けないのですが、これはなにをさて置いても観ねばなりません。というわけで行ってきました。いやーすごい映画です。地獄が待っていても肯定されるエゴの生命力。たくさんの突っ込みどころと、また観て確認したいところと、たくさんの素敵なところ。眼鏡と煙草への執着(二郎に対する宮崎駿の自己投影アイテムですね)。庵野秀明の声もナルホドああでなければという気になりました。また行きます。行かねば。

ヴィンランド・サガ』13巻(幸村誠

 とても長かったプロローグがいよいよ終わりました。しかしなんという力強い漫画。そして幸村さんはその中にたいへんな地獄を飼っておりますね。ううむ、僕もいつかこんなものが描けるのであろうか。細かいところでは、トルフィンとレイフの再会をばっさり見せないところに感心しましたよ。

棺担ぎのクロ。』4巻(きゆづきさとこ

 きゆづきさんの漫画は読むと素敵さやら驚きやら嫉妬やらでのたうちまわりますし、そのためにも読むエネルギーが大量に必要なので開くのにも覚悟が要ります。いつ読もう。

『彼女とカメラと彼女の季節』3巻(月子)

『つるつるとザラザラの間』1巻(月子)

『The art of 風立ちぬ

 『風立ちぬ』は鉄道描写も細かったのですが、大塚康生が手伝っていたのですね。ナルホドー。

『天狗の研究』(知切光歳)

『怪異の民俗学〈5〉天狗と山姥』

スターリンと原爆』(デーヴィド・ホロウェイ)

彼女とカメラと彼女の季節(3) (モーニング KC)

彼女とカメラと彼女の季節(3) (モーニング KC)

つるつるとザラザラの間(1) (アフタヌーンKC)

つるつるとザラザラの間(1) (アフタヌーンKC)

天狗の研究

天狗の研究

怪異の民俗学〈5〉天狗と山姥

怪異の民俗学〈5〉天狗と山姥

スターリンと原爆〈上〉

スターリンと原爆〈上〉

スターリンと原爆〈下〉

スターリンと原爆〈下〉

  • 作者: デーヴィドホロウェイ,David Holloway,川上洸,松本幸重
  • 出版社/メーカー: 大月書店
  • 発売日: 1997/08/01
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る

ゲームラボ」8月号

 唯我独尊連載「ソ連邦です。問題ありません。」、今回のお題は「教育」。ソ連で教育といえばそう、あのエプロンドレスですね。描きましたとも。あと学校が10年制だったり(本当は細かくいろいろあります)、読者さんに縁遠い、でも向こうでは日常だったことについて紹介してあります。読んでね。

まんがタイムファミリー」9月号

 脳天気エスピオナージュ4コマ「スパイの歩き方」は南洋編で水着ですよ!「島編」と書くとなんだか別のアニメが想像されますね。ぶっちゃけますとアンケートが苦戦しているようでして、アンケートの応援本気でよろしくお願いします。4コマは挑戦だらけで面白い!

「モーニングtwo」9月号

 「大砲とスタンプ」、おっさん度高い前回に対しまして今回は女子度高いです。アーネチカの外伝なのです。本編は冬だし、今回も涼しそうなところが舞台なので描きながら絵のなかを想像するのが厳しくてですね。そうそう、巻末の読者コーナーで月子さんがマルチナコスプレ絵を描いてくれました。嬉しい! ともどもよろしくお願いします。kindle版もありますよ。

「イブニング」16号

 前回から半年チョイが経ちまして、また読み切りを描かせて頂きました。「螺旋人アンソロジー」と銘打ったシリーズになったのですよ。今回のお話は「聖女の砲声」と題しましてなんとナポレオニック初挑戦です。当時の軍服はまっことかっこいいのですがとにかくめんどくさくもあります(日本の甲冑というさらに上をいくものもありますが!)。長谷川哲也さんとそのスタッフさんを再度尊敬する日々でしたよ。面白いので皆さん買ってね読んでね。単行本にまとまるとしてもだいぶ先だと思いますので、マスト保存版です。あと「撃て」に「アミーゴ」とルビが振ってありますが、あれは誤植です。正しくは「アゴーニ」。この話するとウケが取れるからまあいいんですけど、でもわりと致命的なッ。

迷宮キングダムリプレイ 戦渦の五芒星』(イケダサトシ)

 TRPG迷宮キングダム」の高レベルリプレイがもうすぐ出ます。このゲーム、最初は国民50人という小さな王国を率いる宮廷の面々としてスタートするのですが、『戦禍の五芒星』では数千のオーダーでうわーすごい。敵も派手で、なんだか別のゲームの様相を呈しております。僕もプレイヤーで参加しました。どのキャラを担当したかは秘密になっておりますので、皆さん想像しながら読んでください。すごいよ!

イブニング 2013年 8/13号 [雑誌]

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迷宮キングダムリプレイ 戦渦の五芒星 (Role&Roll Books)

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