- 予報で大雪という話でホントかねと思っていたらバサバサ降ってくるわ積もるでびっくり。たいしたものです気象庁。東京では冬の終わりに雪になりがちなのですよね。
- 寒さに弱いポトスがさすがに弱ってきていたので、多少なりとも暖かい場所に移して半月。ふたつある鉢のうち、片方は持ちなおす兆候が見えてきましたがもうひとつはションボリしたままです。春はもうすこしだよ、がんばれ。
- 僕にとってポストホロコーストものの原点はなんだろう、と考えていたら兄が購読していた「子供の科学」に連載されていたアレでホラ……と思い至り、うろうろ検索してみたら『氷河0年』という小説ではないかと見当をつけました。そして作者が今日泊亜蘭だというのにびっくり。断片的なイメージしか覚えてないのですが、そう言われればたしかに文章がそんな感じだった気がします。初体験が今日泊先生だなんてなんという贅沢。そりゃあ好きになるというものですよ。ソノラマ文庫の古書を見つけたので早速注文しているのです。
- ロシアの自動車解説動画「テスト・ドライブ」が素晴らしいです。世界中のクルマやバイク、特に社会主義時代のソ連・東欧車(トラックや装甲車に戦車、なぜか路面電車や蒸気機関車までまで!)をそれぞれ手際よく数分で紹介し、エンジンや内部を見せ、あまつさえ実際に走らせてくれる。ちょっとすごいですね。ありがたやありがたや。
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『ロシア宇宙開発史 気球からヴォストークまで』(冨田信之)
ぱらぱらめくった程度ですが、これは素晴らしい本です。絶対そうです。
『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(ひこ・田中)
ゲームにアニメ、漫画に児童文学、月光仮面からストライク・ウィッチーズに至るまでの作品を横糸に、大人は子供にどんな物語を見せてきたのかを分析した一冊。「安心して見せることのできる物語」としての世界名作劇場や「男社会が半ば無理やり作った作品」としての魔法少女アニメなどの分析は興味深かったです。そのまま受け取るかどうかは別にして、描き手として得るものは結構あった印象かな。
『第六ポンプ』(パオロ・バチガルピ)
石油が枯渇した後の遠未来を書いた『ねじまき少女』の作者による短篇集。化学汚染のために低知能化が進むニューヨークが舞台の表題作をはじめ、全般的に陰鬱な、でも一生懸命な人たちの話が多いです。きゆづきさとこさんが絵を描くと面白そうだな、とふと唐突に思ったり。これは『棺担ぎのクロ』3巻を読んだばかりだからそう思うのでしょうけども。
『革命前夜の地下出版』(ロバート・ダーントン)
『女中がいた昭和』(小泉和子)
『W TAILS CAT 1』(士郎正宗)
士郎正宗初の18禁画集……って、今までのPIECESは一般向けなんですよね。そろそろエロにひと区切り、みたいなことをチョイ前に書いてはったので次はペン画(ここ重要)での漫画を! と思ったのですが2巻も出す予定なのか……いや買いますが! 買いますけども!
『34歳無職さん』(いけだたかし)
34歳独身(バツイチっぽい描写もありますが)アパート住まいの無職さん(女性)は一年間働かないことに決めました。その生活の場面場面を丁寧に描いた漫画です。いまひとつ相性の悪い掃除機、電車の音を耳にしながら剥く梨、惰眠、超能力の訓練(?)……とても丹念で静かな作品で、そして無職さんのかわいさよ。ズボラ飯の花さんと対決して欲しいです。いけだたかしさんの漫画を読むのは実は初めてでして、『ささめきこと』も今から揃えたくなってきましたよ。
『ふたりのストーリー THE STORY OF YOU&ME』(庭)
チョイ前に買った同人誌でして、書くのを忘れてました。最近とにかく滅法惚れ込んでいる庭さんのアイマス本です。漫画を読んだのは初めてだったのですが、いや全体に漂う空気と、あとなんといってもキャラの表情が素晴らしい。憧れますねーどうしましょうねホントにもう。
- 作者: 冨田信之
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2012/02/25
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ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか? (光文社新書)
- 作者: ひこ・田中
- 出版社/メーカー: 光文社
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- 作者: パオロ・バチガルピ,鈴木康士,中原尚哉,金子浩
- 出版社/メーカー: 早川書房
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- 作者: ロバートダーントン,Robert Darnton,関根素子,二宮宏之
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- 作者: 小泉和子
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- 作者: いけだたかし
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『シノビガミ龍 龍動忍法帖』(河嶋陶一朗)
現代伝奇バトルRPG「シノビガミ」のリプレイ&サプリメント、新刊です。前回の『シノビガミ怪』で主役格の鴉とハサミが今度はロンドンに行くのです。けいおん! そしてロンドンで待ち受ける人物と事件が……という内容。僕も参加しておりまして、ロンドン側のキャラをやっています。味付け濃い目のキャラにするかなあ、と思っていたらもう一人のPCの前にすっかり霞んでしまいました。今回のリプレイはいつもにも増して抱腹絶倒妄言満載、シノビガミの新たな魅力を見せてくれていることでしょう。ジェネラル・カイザー・ローマ、この名前を覚えておいてください。よろしくお願いしますね。河嶋による紹介はこちら!
『必勝! 魔法講座』
現代エブリデイマジックなTRPG『駅前魔法学園!!』のサプリメントです。オプションルールやシナリオ、各種追加データが盛り沢山ですよ。僕はルールブックに引き続き、プレイで使用されるプレイスマーカーという建物などのコマを描いています。よろしくよろしく。
- ぼちぼちモーニング・ツーの今月号も全国津々浦々に出回っている頃合いだと思います。お近くにない方は電子書籍版もありますので是非是非。雑誌の方のアンケートも送ってくださいね。
シノビガミ龍 龍動忍法帖 (Role&Roll Books) (Role & Roll Books)
- 作者: 河嶋陶一朗,冒険企画局,七原しえ
- 出版社/メーカー: 新紀元社
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必勝!魔法講座 Supplement:駅前魔法学園!! (integral)
- 作者: 藤浪智之,FBC
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