晴れ

rasenjin2009-06-18

  • 知人の日記で、「ハーゲンダッツ」は創業者のアメリカ人が「デンマーク語っぽくてイカス」と勝手に考えた造語だと知って驚愕した速水です。こんにちは。ちょっと調べてみると本当っぽいです。デンマーク人は、日本人が欧米でへんてこ日本語Tシャツを見たときのような心持ちになるんですかね。
  • 同じ日記で、メタルにはかっこいいからと適当にウムラウトをくっつけるメタル・ウムラウトなる文化があると知り、田舎の中学生みたいなセンスは全世界共通なのだと感動したり。「ロシア兵も豚だったんだ」というハンスの気持ちですよ。結構前からある文化みたいなので、メタルな皆さんにとっては常識だったのでしょうけど。
  • しかし、「北欧ってかっこよくね?」「ドイツっぽいものかっこよくね?」という趣味はなんというか圧倒的。ロシア軍ファンがドイツ軍ファンに勝てないわけです。
  • Wikipediaではメタル・ウムラウトの関連項目で「偽キリル文字」てのがありまして、こっちはなんだかおなじみです。以前「ペンク」なる携帯電話が「PEИCK」というロゴだったのを思い出しました。多くのロシア者が「レイスクか……」と読んだものです。ロシア者そのものが多くないとか言わない!
  • 「動物解放旅団」や「地球解放戦線」という過激な動物愛護団体があると知ったり。パトレイバーの「地球防衛軍」もそろそろ現実に追い越されそうな気がします。
  • ヤフオクでゼブラのGペングロス箱を買ったり。僕以外にも入札者が何人かいてびっくり。需要あるのねえ……。ゼブラGペンの箱、もう販売されていないのですよ。10個入りの小箱ではまだあるんですけどね。それにしても落札したGペン、結構古そうです。腐るものじゃないので大丈夫だと思うけれども。
  • オリンパスのPEN、E-P1はそそります。今もペンEE使ってるし……。

中里融司

 急逝された、との報に驚きました。闘病生活が長かったのは知っていましたが、mixiの日記でもほんの数日前までお元気そうだったので……。IFCONで、気さくに話に付き合っていただいたのが印象的です。とにかく暗くならず(実際はどうあれ)、前向きで快活な姿勢を崩されない人でした。
 僕が中里さんのことを知ったのは、もう相当前のことになりますがBFCボライソーファンクラブ)というサークルの同人誌からでした。博覧強記多芸多作で、いかにも楽しさが伝わってくるような記事のかずかず。その後多くの小説を出すようになってからも、僕のなかでは「BFCの」とついてしまうのです。
 RPGしましょう、という約束が果たせなかったことが残念です。おつかれさまでした、本当にありがとうございました。
 

comicリュウ」8月号

 今回のメカコラム「螺子の囁き」は風車です。なんだかメカから遠ざかりつつある気もしますが、いやなんの十二分にメカですよ! 見てね見てね。ところでいよいよルーンマスカーが連載再開ですよ! 次回は10月号掲載なんだそうで、なんかそういうの多いですねこの雑誌。

「コマンドマガジン」vol.87

「ユニットよもやま物語」はヒゲがお題ということで、カットもその辺を描きましたですよ。インド兵描き忘れたのはちょっと残念。
 さてコマンドといえば気になる「コーカサス通史」もいよいよ第3回。どれ、今回はどうかのうと思って読んでみれば、存外普通でした。こまごまとつっこみどころはありますし(ベリヤはKGB議長になったことはありません)、アルメニア人虐殺のことは相変わらずスルーだし(他にも文化経済で書くべきことを書いていないことが多いです)、なぜかしつこく「バグー」表記だし、いろいろ雑な記事ではありますが、第1回(第2回の感想はこちら)のようなお話にならない錯誤は一応見当たらない、ようです。こまかく気に入らない表現も、著者の主観を出した記事自体は好きなので、そこは嗜好が合わないと我慢するべきでしょう。
 それ以外では、今回のコマンドは面白い記事が多かったです。いつも楽しみな「地中海戦記」(フルマーがとてもかっこよく思えてきます)、アメリカ側から第二次大戦におけるアリューシャン方面の戦闘を見た新連載「アリューシャン戦記」。特に興味深かったのは『バルバロッサ作戦』『焦土作戦』などの戦記で有名なパウル・カレルの評伝です。ナチ・エリートとしての素顔、ユダヤ人迫害への関与、戦後の転向に「都合の悪いことは書かないこと」によるドイツ軍擁護の数々。その著作では意図された歴史歪曲がなされており、資料として使うことはできないと断言されています。カレルの著書がいろいろ怪しげなこと自体は定説になっていましたが、カレル自身についてはあまり知らなかったのでとても面白く読めましたですよ。それにしても、一時はミリオタの聖典のような扱い(小林源文まんがでもよくネタが使われていましたね)だったのに、時代は変わるものだなー。
 そうそう、今号では懐かしのウエスタンボードゲームガンスリンガー」がピックアップされていました。久しぶりに遊びたいゲームなんですよね。同じシステムで幕末京都のチャンバラを再現したら面白そうだと思うんですが、どうでしょう。旅籠や路地がマップになっていてですね。

「ウォーゲーム日本史」vol.2

 2号が出ました「ウォーゲーム日本史」。今回は「新・戦国大名」ということであの名作「戦国大名」のリメイクです。「戦国大名」は面白いゲームなのですが、延々ソロプレイになってしまうこともままありまして、それを短時間でプレイできるようにしてあります。僕はルール解説のお手伝いをさせてもらった程度ですが、よろしくよろしく。

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2009年 08月号 [雑誌]

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2009年 08月号 [雑誌]

コマンドマガジン Vol.87(ゲーム付)『バルバロッサ:独ソ戦1941-45』

コマンドマガジン Vol.87(ゲーム付)『バルバロッサ:独ソ戦1941-45』

季刊 ウォーゲーム日本史 第2号 新・戦国大名(ゲーム付) ([バラエティ])

季刊 ウォーゲーム日本史 第2号 新・戦国大名(ゲーム付) ([バラエティ])