曇りときどき雨

  • 足首の具合は大体治ったようです。ちょっと違和感のようなものは残っていますが、痛みも無いし日常生活に支障ありません。
  • NHKの朝ドラ『つばさ』が面白いような気がします。や、ほとんど観ていないので実際どうなのかわからないのですが、なんだか妙なテンションを感じるので。キャストもいいし多部未華子かわいいし、観るべきかしらん。
  • コミティアに行く途中、電車の車窓から鯉のぼりをひとつも見かけなくて驚いたり。東京は庭の広い家が少ないという事情もあるとはいえ、ひとつも観ませんでした。僕の実家では、庭にポール立てて結構立派な鯉のぼりを泳がせていましたね。

コミティア88

 5日はコミティアに参加してきました。例年5月は拡大開催ということで盛況でしたよ。スケブもいつになく沢山描きましたし、初ティアや久しぶり参加のサークルさんも多かったように思います(一般列もすごかったとか)。ボストーク通信社に来ていただいた皆さん、ご挨拶できた皆さんありがとうございます。不義理してしまった方はまた次の機会に是非是非。印象的だったことを羅列してみますと

  • 足の具合を案じてくれる方が結構いはりまして感涙。
  • 17歳の読者さんが来てくれて感動したり。あくしずを読んでくれてはるそうです。その彼にウォトカの話をする僕はいささかナニがアレだったかもしれませんが!
  • 僕は人の顔を覚えるのが苦手という失礼きわまりない奴なのですが、またやらかしてしまいました。せっかくまきさんに来ていただいたというのに、頓珍漢な対応をしちゃったんじゃないかしら。そしてまきさんのスケブに描くという栄誉を! もっと気合入れて描くべきでした! ワア!

 頂いたり買ったりした同人誌はどれも素敵なものばかり。器械さんの本はいつになく味付け濃い目な気がします(「折りたたみ式小学生」はやられた感が強いなぁ……そしてKUKAの産業用ロボットに強い興味を持ちました)。あびゅうきょさんの大泉学園同人誌を入手し損ねたのはちょっと残念。
 コミティアはじっくり本を見てくれる人が多いのと、参加者さんと話をする時間があるのが良いですね。あと、終了時間まで結構人がいるのも素敵です。元気充填できました! ティアのあとは池袋の海鮮居酒屋に行ったり、喫茶店でだらだらトークを繰り広げたり。ウェブで探した適当な居酒屋だったのですが、気持ちのいい店でした。料理は可もなく不可もない程度なものの、出てくるのが早いのと店員さんの愛想がいいのが高評価です。

『中世の大学』(ジャック・ヴェルジュ)

 中世ヨーロッパの大学についていろいろ調べたくなったので、「日本の古本屋」で検索・購入。中世大学ものといえば佐藤賢一の『カルチェ・ラタン』が好きですよ。

『戦時輸送船 ビジュアルガイド』(岩重多四郎)

 モデルグラフィックスに連載されている、大戦中の日本徴用商船記事「日の丸船隊ギャラリー」がついにムックになりました。正直本になるとは思ってもいなかったので、もう大喜びです。輸送や特設艦艇として戦いに従事し、大半が戦没したその姿(大発を山盛りに搭載したり、いかにも間に合わせの砲座を付けたり、赤錆よれよれだったり)を模型と詳細な解説記事と、そして上田毅八郎の絵で紹介しています。マスト買うべし。しかし寡聞にして知らなかったのですが、上田毅八郎は陸軍船舶砲兵だったのですね。あのオルモック強行輸送にも従事していて、乗船が撃沈されること実に6度! 利き腕である右腕を切断する重傷を負い、数々の艦船イラストは左手一本で描かれているとは……。戦時中の商船だと、特に好きな特設砲艦の数々にも一章が割かれていて嬉しい限り。あと陸軍に徴用された輸送船の武装について「大戦中期以降は構造が簡単な迫撃砲の普及率が上がり云々」とあるのが痛ましいです。海の上で迫撃砲! ところで大戦後期に粗製濫造された戦時標準船も興味深いフネで好きなのですが、船内の写真ってあるのでしょうか。とにかく儀装が簡略化されていたというので見てみたいのです。同様に末期の海防艦の艦内とか。

『国会レッドカーペット・エボリューション』(滝季山影一)

 コミティアで購入した同人誌です。滝季山さんの本はいつも楽しみにしていまして、今回はチバ県知事になったモリケンさんが実に熱い。「東京オリンピックをチバに招致するよ! 東京ディズニーランドだって、本当はチバにあるんだろ! それとオナジだよ!」ここに付いたキャプションが「人を見た目で選んじゃダメだ!」。

戦時輸送船ビジュアルガイド

戦時輸送船ビジュアルガイド