アーサー・C・クラーク
さすがに享年90歳ということで驚くことはありませんが、なんとも淋しいものです。世界をより良くするものは科学と楽観主義ですよやっぱり! 「わからんもんはわからんのじゃ」というレムも大好きなんですが、まぁ矛盾しないよね。しかし、NHKのニュースで逝去が報じられるようなSF作家はこの先出てこないのではないでしょうか(日本人作家は除いて)。それだけ世界に影響を与え続けた作家だったということでしょうね。先生おつかれさまでした。ありがとうございます。
僕が小学生の頃、くもん出版から『コペル21』というジュヴナイル科学誌が出ておりました。そこにかがみ♪あきらが「ワンダートレック」という漫画を連載してまして、これこそ僕の絵の根っこにある作品なのです(のらくろや松本零士もあるけど)。「ワンダートレック」はSF漫画で、途中で軌道エレベータに立ち寄るくだりがあるのですね。スリランカの。で、ストーリーとは何の関係もなくアーサー・C・クラークの墓標が登場するのです。さすがに唐突なので気になり、クラークという人に興味を持ちまして。そこで兄が持っていた『2001年宇宙の旅』を読んだのだったかな確か。まぁ80年代オタク漫画家らしいお遊びですが、しかしジュヴナイル誌でクラークを何の説明もなくネタにする辺り素晴らしい。かがみ♪あきらにはいろいろ大事な物をもらった気がします。
将来軌道エレベータが完成したら、クラークの名を冠するべきですよ。あと、墓石はやっぱりモノリスかしら。
- 作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clarke,山高昭
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/01/01
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『それでも町は廻っている』4巻(石黒正数)
『木造迷宮』(アサミ・マート)
とある作家と、住み込みの女中さんの日常話。帯には「昭和の匂い云々」とあるけど、昭和といっても高度経済成長前の世界です。ロリ顔のヤイさんもかわいいけど、同人誌版のメガネで吊り目の年増さんの方が好みかしらん。商業誌じゃダメなのかなぁ残念無念。
『THE ART OF Dragon MAGAZINE』
Dragon誌を飾った幾多の絵から抜粋したイラスト集。日本の剣と魔法絵も勿論好きなのですが、やはりガツガツ度というか血沸き肉踊る熱血冒険度はかなわないです。ワクワクします。連中肉喰ってるせいなのかのう。
- 作者: アサミ・マート
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: コミック
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The Art of the Dragon Magazine: 30 Years of the Wolrd's Greatest Fantasy Art
- 作者: Erik Mona
- 出版社/メーカー: Paizo Pub Llc
- 発売日: 2006/11/26
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「MC☆あくしず」Vol.8
萌えミリタリー誌、「MC☆あくしず」もついに8号。今回はソ連空挺のブルーベレー娘絵があったり、スターリンとガチ百合のヴォロシーロフ子がいたり、微妙にロシア度が高いです。ヴォロシーロフを持ってくる辺り変化球なセンスで僕は大喜びなのだけど、大粛清にも協力したへたれということは書いても良かったんじゃないかしら。僕の「ロシア妄想主義概論」はウォトカと食事について描きました。見てね見てね。次回はロシア正教ネタの予定……どんどんミリタリーから外れてくる気がしますが!
「COMICリュウ」5月号
イラストコラム「螺子の囁き」、今回はソ連の金星探査機ヴェネラ13号を描きました。ソ連の衛星や探査機ってカッコエエの多いのよ……絵の資料が揃わなくていろいろエエカゲンですが、堪忍してください。見てね見てね。
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2008/03/21
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月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/03/19
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