コクリコ坂から

 1963年、東京オリンピック前年の横浜を舞台にした淡いロマンス。たいへん面白かったです! 主人公、海ちゃんの細やかな仕草や動きがかわゆうございました。宮崎吾朗監督ということで躊躇されている方は是非是非劇場で観ることをお勧めしますよ。やはり建築家の性なのか、建物へのフェチはなかなかのものがありました(ああ「カルチェ・ラタン」を掃除しないで〜)。是非佐藤明機さんの漫画をアニメ化して欲しいですよ。原作は未読なのですが、古い少女漫画力は随所にみなぎっていたように感じます。ああ広小路さんは萌えキャラだった……あと東京のシーンではいつ特機隊が出てくるのかとドキドキ(バカ)。いい映画でした。是非是非。サントラ買おうかな。

大鹿村騒動記』

 原田芳雄さんの遺作になった映画です。長野県は大鹿村の村歌舞伎に熱中する無骨な主人公を好演されていました。役者陣が達者な人ばかりで(岸部一徳が素敵)、阪本順治監督も好きなので安心して観れましたよ。大作ではないですが、素敵なロマンス。面白かったです。佐藤浩市はあの役をするにはちょっと歳が行き過ぎていたかな……いやでもアリアリ。大鹿村、行きたくなりますよ。

『東アジアの兵器革命―十六世紀中国に渡った日本の鉄砲』(久芳 崇)

『中廊下の住宅―明治大正昭和の暮らしを間取りに読む』(青木正夫、鈴木義弘、岡俊江)

「じ〜く」Vol.1

 なんだかちょっと、いやかなり残念な雑誌だったけど「MC☆あくしず」のライバルなんだから2号はがんばってください! 買いますから!


東アジアの兵器革命―十六世紀中国に渡った日本の鉄砲

東アジアの兵器革命―十六世紀中国に渡った日本の鉄砲

中廊下の住宅―明治大正昭和の暮らしを間取りに読む (住まい学大系)

中廊下の住宅―明治大正昭和の暮らしを間取りに読む (住まい学大系)

ストライクアンドタクティカルマガジン増刊 じ~く 2011年 09月号 [雑誌]

ストライクアンドタクティカルマガジン増刊 じ~く 2011年 09月号 [雑誌]