- 昨日会ったオタクショップの店長さん、どこかで見たことがあると思ったらミキ・マノイロヴィッチにちょっと似ていたような……？
- ロシア旅行11日目。
- 本日帰国です。20時のアエロフロート。慣れてきた頃にロシアを離れるのはああ辛い悲しい。でも1日なら1日、10年なら10年でも同じこと感じるんでしょうね。
- はるか遠く高くで僕の煩悶を物憂げに見つめていたレティクルの神様。
- 宿をチェックアウト後、まず中央軍事博物館へ。毎回行っているところですが、ちょっと間が開いたので新しいものが展示してあるかと気になったのです。
- 赤軍創世期からバルバロッサ開戦あたりまでは展示スペース改装中とのことで見れませんでした。まあよくあることです。
- 親子連れや子供相手に軍のアピールをすることに決めたのか、変なイルミネーションをしているところが増えていてグンニャリ。トラックにカラフルな照明をピカピカ当てたり装甲車の砲塔モデルに電飾を巻き付けたり、いやそれは子供相手でもアカンでしょう。ロシア人の妙ちきりんなセンスに驚くのは今に始まったことではないけれど！
- ホロコーストやドイツ側で戦ったソ連人のコーナーが結構増えていたのが印象的でした。サハロフ博士の遺品が展示してあったり。
- 次はノヴォデーヴィチ墓地に再挑戦。修道院の方は諦めました。今度来たときは必ず！ それでも随分見落とした墓があるだろうしなあ……本気で行こうとしたら2日間はフルで必要ではありますまいか。
- ロシアに行くと大体帰りの荷物が増えまして、アエロフロートは無料手荷物の重量制限が日航などよりチョイ厳しいので手荷物に頼ることになるのです。
- 今のモスクワは渋滞がひどく、『地球の歩き方』にも最近できた特急アエロエクスプレスを使ったほうがいいと書いてあります。でも歩きまわった挙句、荷物担いで鉄道もしんどいなあ……と横着して従来通りタクシーを使ったのが運の尽き。レティクルの神様は霊験アラタカ。
- 余裕見たつもりではあったのに、いやはや渋滞のひどいこと！ ナルホドこれは社会問題化するわけです。凄まじい経済的損失なんでなかろうか。
- 定刻50分前にシェレメーチェヴォ空港に滑りこみ、カウンターに駆け込みましたが時間切れと言われました。えッ、ええッ。
- なんで遅れたのかと怒られる始末。途方に暮れる僕。ビザも今日まででは……。
- チケットを手配したインツーリスト・ジャパンに連絡しようにも日本は深夜です。それでは、とこちらで緊急連絡先に指定されていたインツーリストのオフィスや担当者に電話しても、誰も出ない！ オオウ！ オフィスが残業なしで閉まるのは素晴らしいことだけど、携帯に出ないというのはナニゴト！ でもここはロシア、そゆこともありましょう。ニチェヴォー。
- 先日お会いしたばかりのサーヴィンスカヤ西洋の夏井さんならこういう事態への対処をご存知かもしれないと連絡を取り、相談に乗ってもらいました。突然泣きついたのに嫌な顔ひとつせずアドバイス頂いたので本当に感謝してもしきれません。人の縁は大事です。
- で、よく確認してみると、誰が気を回したのかビザが一日分多く取られていて助かりました。期限を破ると本当にややこしいことになるらしいのでまさに地獄に仏。怖かったアエロフロート窓口のおねえさんも訳を話すととても親身に対応してくれまして、こういうのロシアだなあ。
- 普段持ち歩かないクレジットカードも今回は万が一のためと財布に入れておいたのが素晴らしく役に立ちまして。翌日のチケットと、空港すぐ横のホテルも取れてやれやれ一安心。
- 結果的に滞在が一日伸びたわけですが、観光に行けるような場所でもなく、これを書いたりラフ切ったりしています。典型的な旅の悪慣れでした。肝に銘じよう。
- 皆さんもモスクワに来るときはアエロエクスプレスを使いましょう、絶対！
- 写真はこちらからどうぞ。
- 昨日の写真もアップしましたよ。
