- ロシア旅行5日目。モスクワふらふら開始です。
- ホテルは中国人ツアーの定宿らしく、朝バイキングのメニューがロシア語と簡体字の併記になってます。ホテル内には中華料理屋もあるし（モスクワではボチボチある程度です中華料理屋。スシバーはホンットどこでもあるけど）、たいしたものだのう。
- 今日のモスクワは昼でも気温18度！ 秋を思わせる冷たい風が吹いてるし、歩くにはちょうどいい気候だったけど大丈夫かなこれ。ときどきザッと驟雨もやって来るしでどうも安定しません。
- まずアンドレイ・ルブリョフ記念美術館へ。ルブリョフというのは中世ルーシを代表する伝説的なイコン画家です。この美術館も、彼が実際に働いていたスパソ・アンドロニコフ修道院が使われていて、公開されているエリアはさほど広くはないとはいえとても手入れが行き届き、気持ちのいい一帯でした。モスクワでボンヤリしたい人にお勧め。
- 次に現代史博物館へ。ここは19世紀中葉からソ連解体までの約150年ほどを扱っていて、とても丁寧かつ意欲的な展示がなされていました。スターリンの大テロルや個人崇拝も勿論忘れてはいません。一方で宇宙開発など威張れる出来事はロシアはソ連の後継者ですみたいな顔をして一緒に祝っておりまして、まあご愛嬌でありましょう。暗い歴史を正面から押さえているのはたいしたものです。日本でここまできっちり見せてくれる現代史博物館ってあったかなあ。そういえば沖縄の県立博物館は気合入ってました。
- 現代史博物館のミュージアムショップがくせ者で、まさか骨董ソ連アイテムをそのまま並べているとは思いもよりませなんだ斬新！ 実際、ソ連時代の黒電話におもわず手が出そうになったもののかさばるのとそれなりのお値段がするのであやうく自制。せっかくかっこいいアイテムが山のように展示してあるのだから、そのレプリカでも悪くないのに……。
- 気がついたら本をボチボチ買い始めています。ロシア版AmazonであるところのOzonを活用しているので大丈夫……と思いきや、全然大丈夫じゃありませんでした。
- モスクワ気がついたこと追加。野良犬がえらく減っていませんか。以前は都心でも呑気にしているのをよく見かけたものですが、今回はまだ会っていません。モスクワで彼ら独自の社会を築き上げている感があってとても印象的だったのだけど。
- 本日の写真はこちらです。
