快晴

  • ロシア旅行2日目。ヴォルゴグラードです。
  • 気温はだいたい30度ほど。湿度が低いので過ごしやすいものの、陽光がすごくてあっという間に日焼けしました。北国の夏は紫外線が強い……。
  • スターリングラード戦の感覚を少しでも味わうため、ホテルからママエフの丘に歩いてみることに。大体1時間ちょっとで着きました。
  • ホテルがあるのはヴォルゴグラード駅から徒歩5分のところで、ここはスターリングラード戦でも激戦地のひとつです。すぐ前にパウルスが最後の司令部を置いていた百貨店もあります。市街地は戦争で廃墟と化したので、いまの建物はほぼ全て戦後に建てられました。クラシカルなデザインが多いけど、これは50年代ソ連の典型的様式なので騙されてはいけません。
  • なわけで往時の面影はまったく無く、ロシアの地方都市ならではの魅力はあるのだけどあまり「そうかここがスターリングラードか」という感慨はありません。ううむ。歩いている一歩一歩が戦場だったのに。
  • 一方、ホテルからヴォルガ川まではたったの10分ほど。これだけの距離をソ連軍は首の皮一枚で耐え、ドイツ軍は詰め切れなかったのです。ソ連軍の増援がヴォルガを渡るとそのまま戦場に投入された、というのがよくわかります。
  • ママエフの丘からヴォルガと対岸を一望して、ようやくかつての戦場にいるのだという実感が湧いてきました。
  • あとは道に迷ったり休憩したりでまた歩いて市街中心部にへろへろ戻って来ました。
  • スターリングラード・トラクター工場を見ようとトラムの駅に行ってみると(さすがにもう歩いて行く気にならんです)、タイミング悪く事故かなんかで止まっている様子。ううん残念。明日時間があったら再挑戦したいけど、スターリングラード戦博物館でどれぐらい時間かかるかだなあ。
  • 夕食は『地球の歩き方』に載っていたペリメニ屋「マトリョーシカ」で頂いてきました。美味しくて大満足。甘い紅茶が五臓六腑に染み渡る!
  • そんなこんなでへろへろです。よっく休まねばー。明日は移動日なので多分更新できません。
  • 写真もいくつかアップしたので見てくださいね。