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『麗島夢譚』1巻（安彦良和）

　島原の乱鎮圧直後の東シナ海、台湾を舞台にした歴史アクション。海賊浪人隠密剣豪にキリシタンに南蛮に中国人と、この時代でこの舞台でつまらないわけがないのです。ひゃっほう！　この巻でもっともエロいシーンは主人公、伊織が褌一丁で逆さ吊りにされているところだということについては論を待たないと思いますが（ちなみに男です）、カバーにまでそこが描かれているのを見て確信犯だと断定しました。おそるべし安彦良和。そういや、女っ気の無い作品でもありますね。

『百舌谷さん逆上する』2巻（篠房六郎）

　そりゃあもうすこぶる面白いのですが、一寸の先も読めない話なので素直にそのときそのときを楽しんで良いのか不安になります。そうそう、読んだ後は井上陽水を聴きましたとも。

『茄子』上（黒田硫黄）

　新装版です。久方ぶりに読むと、やっぱり面白いなぁ……悔しくなる類の楽しさで。ぬぬぬ。

麗島夢譚 (1) (リュウコミックス)

百舌谷さん逆上する(2) (アフタヌーンKC)

新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)