『共和制ローマ』

 正月には京都で『共和制ローマ』をプレイしてきました。共和制ローマで派閥を率い、外敵に対し団結しつつ、しかし内部では権力闘争にあけくれるという傑作マルチボードゲームです。フレーバーとルールが噛み合っているのも好みですよ(『ディプロマシー』などはちょっとその辺に乖離があると思うのです)。僕の経験では、大抵ハンニバルに滅ぼされてしまうこのゲーム、今回はポエニ戦争にほぼ確実に勝てる見通しがつくまでに至りました。ブラーヴォ! まあ、カード運が良かっただけともいいますが。ゲーム自体は時間の都合で最後までプレイできず、中断に至りましたがそれでもローマに未来が見えるところにこぎつけたのは素晴らしい。前にプレイしたときは対カルタゴ最終兵器のスキピオ・アフリカヌス先生がポエニ戦争とは全然関係ないイリリアくんだりで突如戦死し、プレイヤー全員の心が折れたりしたものです。