曇りのち雨のち晴れ

  • アパート前のケヤキもすっかり若葉でいっぱいになりました。部屋に差し込む光が若草色です。
  • 大相撲観戦が来月は無料ということで行ってみようかと横着なことを考えてますが、いや待て僕は朝青龍を引退に追い込んだことをまだ許しちゃおらんのだ。
  • GW中の国内旅行が3割減、海外旅行も15%減という予測があるそうで、地震などの影響は本当に大きいなぁ。ロシアと北海道はなんとしても行きたいところです。GWは5日以外は仕事している予定ですけれどもね!
  • サントリーのCM、しみじみいいですね。さすがだなー。
  • @バンチ7月号から佐藤明機さんの「パラダイスバード」が連載再開! 楽しみです楽しみです。
  • ソ連軍のアフガンでの戦闘を扱った映画『第9中隊』、やっと日本版DVDが出るようです。できればスクリーンで観たかったなぁ……ロシア版DVDも買っちゃったしなぁ……いやでも買いますとも。傑作なので皆もマスト買え。『アフガン』という邦題にご不満な方を散見しますが、『北極海対独海戦1944』あたりと比べたら(さわやかな表情)! 彩プロで鍛えられましたから、この程度だと全然マシだと思ってしまいます(駄目っぽい)。

アフガン [DVD]

アフガン [DVD]

  • 『若き勇者たち』リメイクであるところの新しい『RED DAWN』が、今度は中国軍に占領されるはずだったのが泥縄で北朝鮮軍に変更されているのだそうで。デジタル技術を駆使して……いや無理があるでしょう。僕が中国人なら、人民解放軍が悪役の方が楽しいけどなぁ! 中国政府はシャレが通じませんかねえ……。
  • ドイツ映画『レッドバロン』が近日公開だそうで待ち遠しいですよ。やはりドイツ軍は一次大戦に限るわい。

  • そしてこちらは日中戦争の航空戦を描いた中国映画『远去的飞鹰』。CG丸出しではありますが、九六艦戦が乱舞する絵などそうそう観れるものではありませんし、作り手の意気も感じます。そもそもとても面白そうです。日本公開はまぁありえないだろうけど、DVDぐらい出しませんか!

  • 日中航空戦って物語の舞台としてとても魅力的なはずなのですよ。中国側から見た場合、強大な敵にアメリカ・ソ連を始めとする助っ人たち、たぎるじゃないですか。MC☆あくしずの編集さんに「日中航空戦特集を!」と提案したことがありましたが苦笑いされてしまいました。いいと思うのにナー。最近の作品だと『鷲と虎』がありましたね。
  • 同様に、ベトナム航空戦というと大抵米軍視点なのが不思議なのです。皆大好き防衛戦、世界一精強の敵アメリカ空軍、それに立ち向かう若き北ベトナム空軍……フィンランド空軍が人気なのだから、北ベトナム中華民国の空軍がもっと人気出てもいいはず(机ドン)!

鷲と虎 (角川文庫)

鷲と虎 (角川文庫)

『英国王のスピーチ』

 重度の吃音に悩まされていた英国王ジョージ6世の物語。吃音矯正士ローグ、厳格な父ジョージ5世や不倫で退位する兄エドワード、そして家族たちとの交流が描かれます。とても丁寧で素敵な映画でした。ジョージ6世は気が短いところはあるにせよ、真面目で責任感が強く、自分に自信が持てない人物として表現されています。その彼がFUCKとか悪態をつきまくるシーンがありまして……これ、日本公開にあたって英国大使館が後援してるのですよね。基本誠実な描き方とはいえ、王族をあけすけに見せている作品にお墨付きを与えるイギリス政府というのはなかなかの度量です。どこかの宮内庁は爪の垢でも煎じて呑むべき。あとエドワー8世の扱いが結構酷かったのは仕方ないところでしょうか。シンプソン夫人はなかなか似ていたと思います。幼い頃のエリザベス2世も出てきまして、おばあちゃんはこの映画を観てどのような感想を持ったのでしょうね(観ていると確信しております)。英語がもっと堪能ならローグのオーストラリア訛りなどを楽しめたろうになぁ。あ、ジョージ6世徳川家光でローグが柳生宗矩だと言い放った颯田さんおそるべし。ぜひそのネタで同人誌を出していただきたい。

『エンジェル ウォーズ』

 『サッカーパンチ』こと『エンジェル・ウォーズ』です。なんといっても悪役のブルーがかっこいい。ずっと応援しながら観ていました。特に二度目に楽屋へ来たときは輝きっぷりたるやあなた(あとエンドロールでも輝いてます)。有能なゲスという悪役は抽象的な野望を持たないぶん、地に足の着いた苦労人的なところがあってすこぶる魅力的ですね。女の子たちではロケットが好みです。ええ金髪ショート好きです。それにしても、片膝ついて着地する(そして地面にヒビが入る)「草薙素子のポーズ」はすっかり海を渡って定着した感がありますね……。

『恋文の技術』(森見登美彦

 京都大学の大学院から、能登の人里離れた実験所へ飛ばされた主人公が、知人たちに手紙を書きまくる書簡体小説。わかりやすく誰かと文通がしたくなりました。メールではなく。僕はかつて文通少年だったのですよ。

『権力の館を歩く』(御厨貴

 政治家の邸宅や官公庁、政党本部など建築物からその住人や組織の精神を分析してゆくという一冊。政治家のオーラルヒストリー取材で知られている著者ならではの切り口です。たとえば部屋、と言っても会議室なのか応接間なのか茶室なのかでありようが変わってくるのですね。とても興味深かったです。それにしても「普請道楽」「庭道楽」というのはいいなぁ。僕も道楽したいなぁ。

『図説 英国メイドの日常』(村上リコ

 森薫さんと『エマ・ヴィクトリアンガイド』を出された著者の単著です。めくってもめくってもメイドさんばかり(頭の悪い感想)! 19世紀末から20世紀初頭のメイドさんもピンク色のお仕着せがあったり、ハロッズのメイド服カタログがいま見ても素敵だったり充実の一冊。メイドさん描きたくなってきました。

世界の傑作機 ラヴォチキン戦闘機』

『アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う』(ゲイル・キャリガー)

『文藝別冊 吾妻ひでお 』

まんがタイムきららMAX」6月号

 「アキタランド・ゴシック」正式連載開始おめでとうございます! 線や表情が前にも増して素敵にというか、アクセルかかってきた感がありますね。

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

権力の館を歩く

権力の館を歩く

図説 英国メイドの日常 (ふくろうの本/世界の文化)

図説 英国メイドの日常 (ふくろうの本/世界の文化)

ラヴォチキン戦闘機 (世界の傑作機 NO. 143)

ラヴォチキン戦闘機 (世界の傑作機 NO. 143)

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)

まんがタイムきららMAX 2010年 06月号 [雑誌]

まんがタイムきららMAX 2010年 06月号 [雑誌]

Comicリュウ」6月号

 今回の「靴ずれ戦線」はちょっと湿っぽいお話。ところで一箇所誤植がありまして「僕らを分かつ行の広がり」は「僕らを分かつ雪の広がり」が正しいです。「行」だとメタなお話の気配が漂いますね……。

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2011年 06月号 [雑誌]

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2011年 06月号 [雑誌]